センター争い?
スコットランドで蒸留されたウイスキー
通称スコッチには地域による味わいの特徴などから6つのエリアに分けられる。
今回はスコッチの生産地区分の中でもアイラ島について取り上げてみた。
アイラモルト Islay Malt
スコットランドでは現在130前後の蒸留所でウイスキーが造られているが
その中でも特に人気なのが9つの蒸留所が存在するアイラ島である。
前回のブログにも書いたアードベッグ蒸留所もそのひとつであり
特徴としてはスモーキー&ヨーディ、、、売れないDuoではないが
そんな二人が奏でるハーモニーこそがピーティでありピートである。
このピートこそがアイラモルト最大の特徴であり
これこそが世界中のウイスキーラヴァー達を魅了してやまない最大の要因であろう。
知っている方も多いと思うが
ピートのレベルはフェノール値(ppm)という単位であらわされる。
1つ例を挙げると
11ppmというシャバダバシャバダバとか聞こえてきそうなウイスキーよりも
30ppmのウイスキーの方がスモーキーという事になる。あくまで目安だが、、、
そんなピート界の2強と言えば、アードベッグとラフロイグであり
AKBでいうところの、前田と大島である。
ただ神7と呼ばれる他のメンバーも黙っていない
アイラの女王、、篠田に
アイラの巨人、、小嶋だよっ!
他にも曲者ぞろいの中にあって
デビュー曲「アイラ ブ ユー」のセンター争いは熾烈を極め
結果、前田がセンターを勝ち取った。
その時の「アードベッグの事は嫌いでもアイラの事は嫌いにならないで」は
私を含め多くのアードベギャン達の涙を誘った。
そこから暫くは2人のシーソーゲームが続くのだが
5年ほど前にブルックラディ蒸留所からリリースされたオクトモアという名の指原により
ピート界のパワーバランスが崩れ去った。
顔よし、歌よし、笑いよしの、三拍子揃った指原が
カモンカモンカモンベイベーとばかりにセンターをかっさらっていった。
それからは毎年リリースされるオクトモアがセンターをキープし続けているのだが
私は変わらず前田、、、ではなくアードベッグを推している。
勿論ほかの蒸留所が、、、という事ではなく
あくまでも私個人の好みなので
楠瀬征四郎にほっとけないよと言われても、ほっといてほしい。
ただ誤解のないようお願いしたいのだが
私は全てのアイラモルトを愛しており
多分?そのうち?いつか?
アイラの中心で愛を叫ぶであろう。